1980年に中堅化学企業に入社してから40年以上、研究開発中心に技術営業や試作製造ならびに特許関連業務に従事してまいりました。 その間、自ら開発した新素材を用い 化学会社の新規事業として食品事業を立上げ運営し、更には当該事業を他社に譲渡するという事を 図らずも経験致しました。 また、直近の10年間は担当役員として大型のPL訴訟に対応すると共にISOマネジメントシステムの構築と運用にも携わり、外部審査員の資格も 取得致しました。 私自身 多くの失敗とわずかな成功をしてまいりましたが、それらの経験を反面教師としても皆様に活かして頂ければ幸いです。 微力ではございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
半埜 賢治
年月 | 業務経歴(部署、業務内容など) |
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1980年3月 | 京都工芸繊維大学工芸学部工業化学科卒業。 |
1980年4月 | 株式会社片山化学工業研究所入社 (工業用水処理剤メーカー) 同社の研究課に配属。アクリル酸系新規低分子ポリマーの合成・分散剤としての評価研究を担当。安全性の高い分散剤としてポリグルタミン酸に着目し、グルタミン残基が多い小麦たん白から水処理剤を合成(加水分解)。性能評価により、食品用品質改良剤としての実用化目指す。 |
1998年4月 | 新規食品改良剤として実用化。食品改良剤事業を立上げ・拡大・事業運営。 |
2002年10月 | 新規事業開発部長就任。食品改良剤事業に加え、水産動薬・木材保存事業を運営。 |
2005年11月 | 組織変更により、技術開発センター長に就任。上記事業の研究に加え、水処理剤の開発を指揮。 |
2007年4月 | 執行役員開発本部長に就任。2010年取締役開発本部長。 |
2011年4月 | 大型のPL訴訟が起こり、担当役員として奔走(2020年現在も係争継続中)。 2012年、食品改良剤事業を他社に譲渡。自ずから立ち上げた事業を譲渡する辛さと厳しさを痛感。 |
2013年4月 | 取締役知的財産室長。以降、100件以上の特許(出願~権利化)に関与。特許訴訟数件担当。 |
2017年4月 | 取締役技術開発部並びに開発本部管掌。 |
2020年6月 | 取締役任期満了(相談役就任)。 |
2020年7月 | 個人技術士事務所開業。 |
2021年3月 | 相談役任期満了。非常勤顧問として継続。 |
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